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ドローンを安全に飛行させるために常日頃からの心がけ

ドローンを安全に飛行させるたのガイドラインが国土交通省航空局から発表されています。ガイドラインに沿って万全な安全対策を行っていてもドローンが墜落してしまうことがあります。「ドローンは落ちるもの」という認識を持って飛行させることが大切です。そのため常日頃からドローンを安全に飛行させるため準備しておく必要があります。

日頃から確認するべき点

①飛行させる時のルールを確認しておく

ドローンの飛行については航空法によって飛行場所、飛行方法が定められています。飛行の規定に関しては細かい変更などが行われることがあります。国土交通省ホームページの最新情報の確認もしておきましょう。

②機体の確認

機体に付属している取扱説明書を確認し、定期的なメンテナンスを実施して部品やバッテリーの異常の有無などを確認しておきましょう。また、飛行マニュアルには飛行前、飛行後、20時間の飛行毎の際の点検項目が規定されています。機体の状態を万全にしておきましょう。

③操縦者の技量のスキルの維持、向上に努める

飛行中、突然の突風等の不測の事態に遭い、機体のバランスを保つことが困難になる場合があります。そのような時でも冷静に対応して機体の安全を保つ必要があります。日頃から飛行の練習を行い操縦スキルの維持、向上に包めましょう。

基本的な操縦技量 
以下の操作を容易にできるように日頃から練習しましょう。

  • 離着陸
    操縦者から3m離れた位置で、3mの高さまで離陸し、指定の範囲内に着陸すること。この飛行を5回連続して安定して行うことができること。
  • ホバリング
    飛行させる者の目線の高さにおいて、一定時間の間、ホバリングにより指定された範囲内(半径1mの範囲内)にとどまることができること。
  • 左右方向の移動
    指定された離陸地点から、左右方向に20m離れた着陸地点に移動し、着陸することができること。この飛行を5回連続して安定して行うことができること。
  • 前後方向の移動
    指定された離陸地点から、前後方向に20m離れた着陸地点に移動し、着陸することができること。この飛行を5回連続して安定して行うことができること。
  • 水平面での飛行
    一定の高さを維持したまま、指定された地点を順番に移動することができること。この飛行を5回連続して安定して行うことができること。

業務を行う場合の技量に必要な操縦スキル
上記の基本的な操縦スキルに加えて以下の操作をできるように練習しましょう。

  • 対面飛行
    対面飛行により、左右方向の移動、前後方向の移動、水平面内での飛行を円滑に実施できるようにすること。
  • 飛行の組合
    操縦者から10m離れた地点で、水平飛行と上昇・下降を組み合わせて飛行を5回連続して安定して行うことができること。
  • 8の字飛行
    8の字飛行を5回連続して安定して行うことができること。

④保険の加入

ドローン飛行の申請には保険の加入は必須ではありませんが、万一の事故の場合に備えて保険に加入しておきましょう。機体購入した場合、1年間の保険が付いている場合もありますが、保険期間の確認をし、必要なら更新手続きなどを行いましょう。

⑤事故に備えて関係機関の連絡先の確認

万が一、ドローンの飛行中に事故が起きた場合、警察、消防に連絡が必要になります。加えて飛行させている場所を管轄する空港事務所にも連絡が必要になります。あらかじめ空港事務所などの連絡先を把握しておきましょう。なお、事故の衝撃でバッテリーから発火する場合があります。初期消火のため消火器を準備し、使い方の確認をしておきましょう。

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投稿者:村上行政書士事務所